ミニルーター(PCG01B)が軸ブレしたので修理する

ミニルーター(PCG01B) DIY

ざっくり言うと

  • ミニルーター(TACKLIFE PCG01B)が軸ブレし、騒音を出すようになる。
  • メーカーに問い合わせるが、返事なし。
  • 分解してガタつかないよう隙間を埋めたら直った!

問題発生

DIYなどで「 TACKLIFE PCG01B 」というミニルーターを使っていたのですが、軸ブレして騒音を出すようになりました。そのため、細かい切削作業が難しくなる上、振動が激しいためビットが抜けてきてしまうようになりました。

安いミニルーターですが、購入してから1年も経っていないのに酷い!2年保証とのことなのでメーカーに問い合わせてみましたが、返事すら来ません…。この会社は中国の会社で、最近は中国の会社でもサポートがちゃんとしているところが多い印象なのですが、この会社はダメでした。

買い換えようと思ったものの「値段が高い」と「またすぐ壊れそう」の2択な感じで決めかねたので、とりあえず修理できないかチャレンジしてみました。

分解修理

分解や修理などは自己責任でお願いします。保証は効かなくなると思いますし(保証してもらえなかったけど)、怪我などに気をつけてください。また、私と同じことをしても修理できないかもしれません。

まず分解します。先端付近のリング状の部品を外して、裏の6本のネジを緩めるだけ。簡単。

ルーターの開け方

とりあえず、ケースから外して、モーターの回り具合を確かめてみると、なめらかに回りました。ということは、モーターやベアリングがしっかり固定されていないのが原因なのでは?と考えました。

まず、モーターの周りにテープを貼り、スキマをうめました。ただこの方法だと、放熱性能が少し落ちてしまう恐れがあるので、ケース側に何か貼った方がいいかもしれません。

さらに、ベアリングが収まる部分に(乾くと程よい柔らかさになる)ボンドを薄く塗って乾かし、クッションのようにしてみました。(接着ではなく隙間埋めとしてボンドをつかっています。)

モーターの軸とコレットをとめるネジは、軸を固定するボタンと位置をあわせてからしめます。

ルーター内部

リング状の部品もゆるくなっていたので、テープを巻いてきつくしまるようにしました。

ルーターにテープを巻く

結果

雑な修理にもかかわらず、軸ブレは劇的に改善し、普通に使えるようになりました!

使っているうちにまた壊れそうな予感がしますが、修理できるうちは修理しながら使おうかと思います。

履歴

2019.11.12 15:30 公開

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